$SPRT なんで盛り上がった?

何があったか

一週間のチャートになります。

8/26木のアフターから上がり始め、8/27金にピークを迎えました。

8/25が13ドル付近であったのに対し、8/27のピークでは53ドルと約4倍まで暴騰しました。

8/27以前からredditやAMCGMEを扱うyoutuber達の間では話題になっており、今回の暴騰につながります。

なんで$SPRT?

ここからが本題ですが、なぜSPRTに注目が集まったのでしょうか。

一言でいうと、空売り比率が75%まで増加し、さらに借り入れに係る利息が236%もあるからです。

ortexからの図ですが、左下が空売り比率、CTB(cost to borrow)が利息になります。

AMCの空売り比率が約60%で利息が数%なのと比べると、異常なことがすぐにわかります。

空売りしている機関は、ショートポジションを解消するまでこの利息を払い続けるコストを負担するため、 reddit含める個人はショートカバーが起こることを期待して買いまくっているわけです。

このようにSPRTについては適当に盛り上がったというよりは、明確な理由があって人気が出ています。

さらに、9/10に買収されることが決まる可能性もあるため、9/10に向けてより株の貸し手は少なくなってきます。この買収は高い確率で行われると予測されています

興味深いことに、3月に始まったSPRT株の上昇は、Redditユーザーによるものではなかったかもしれない。

むしろ、合併の発表の結果であったかもしれない。

その頃、Greenidge Generation HoldingsがSupport.comと合併することが明らかになりました。

実際には、この取引を合併ではなく買収と表現する人もいるかもしれない。というのも、この合併案が成立すると、Support.comはGreenidgeの完全子会社となるからだ。

8月12日、Support.com社は、合併プロセスに関する最新情報を発表しました。

Support.com社が買収を(できれば)承認するための臨時株主総会を開催するのは9月10日なので、カレンダーに印をつけておこう。

投票権を持つSupport.com社の株主の50%以上がこの取引を承認すれば、合併は次の段階に進むことができます。

この取引が承認されないということは考えにくいです。私が長年見てきた中では、このような株主投票はたいてい当然の結果であり、その結果に驚くことはほとんどない。

この後どうなる?

実はまだ、空売り比率は1.4%しか下げてません。

木金の盛り上がりは、イナゴたちの殺到と利確及び小規模なガンマスクイーズにすぎず、本質的なショートカバーはまだ行われていません。また、借入利息も347%と高い水準を保っています。

つまり、これから再び吹き上がる可能性は十分にあります。

ショートカバーが行われた際の保守的な株価としては$45ドルだという推測もあります。

$SPRTはショートカバーされて引けで暴落して終わったという声もありますが、それは本質的な意見ではないと考えています。

この先どうなるかはわかりませんが、私としては、9月中旬までは大きな動きがある可能性が高いと思っています。

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